技術研究所で、製品開発と並行して知財担当を兼任。日宝化学の技術に関する特許出願やその権利の維持管理などを行っている。開発を最前線で経験してきた視点を活かしながら、日宝化学が培ってきた技術を権利化して守るための重要な役割を担う。
日宝化学の強みを未来につないでいく。
仕事内容を教えてください
入社の理由を教えてください

大学院で有機合成をやっていて、実験をするのが好きだったので研究職を探していました。日宝化学を知ったのは研究室の先生から紹介してもらったのがきっかけです。私自身もともと千葉出身なんですが、実は千葉に天然ガスなどの資源があることを知らなかったんです。なので、日宝化学が自社で資源を保有していると知って驚いたとともに興味を持ったのと、ヨウ素やシアン化水素といった危険性の高いものを扱える技術があるのはすごいなと思いました。加えて、日宝化学が他社から依頼を受けて行う受託合成などもできると知り、ここなら自分の学んできた合成の知識なども活かしながらスキルも伸ばせそうだと思って入社を決めました。
仕事をしていて面白いと感じる瞬間は?
入社直後から技術研究所で新規製品の開発に携わり、2024年10月からは知財担当を兼務しています。知財担当とは主に特許の出願から権利化までの対応や、当社が保有する特許の維持管理を行う仕事です。製品開発においてはやはり成果が出たときが一番楽しいですが、知財という領域に関してはまだまだ学ぶことばかりです。特許を出願するにあたって、できるだけ効力のある権利範囲の広い特許をとれるように申請しますが、一発で受理されて特許がとれるわけではないんです。特許庁の審査があり、何度か特許庁から返答をもらいながら、数年かけて特許取得に向けて動いていきます。様々な壁を乗り越えて特許登録できたときは、日宝化学が作ってきた財産を守れるという大きな達成感がありますね。

仕事をしていて大変だと感じる瞬間は?
特許の権利範囲の書き方には、決まりはありますが、100%正解というようなものはなく、すごく広く書くこともできれば、権利化したいポイントにグッと絞った書き方もできます。特許庁の審査も人が行っているので傾向が変わってくることもあり、その都度「どうやって通すか」を上司や先輩と一緒にあれこれ考えながら対応しています。思った以上に、機関というより人と対峙している感覚がありますね。書類に使われる言葉なんかも独特ではじめは理解するのに時間がかかりました。これまで没頭してきた研究とはまた違う仕事が多く大変ですが、新しいことを知って知識が増え、できることが増えていくのは楽しいとも感じます。

社内の雰囲気を教えてください
優しい人が多いですね。入社前は会社の雰囲気があまり分からず不安もありましたが、入ってみるとのんびりして穏やかな方が多かったです。技術研究所内も、真面目で優しい人が多いなと思います。今は研究所内に女性が少ないので、力が必要な作業などは率先して手伝ってくれる方も多くて助かっています。有給が取りやすいことはもちろん、時短勤務や看護休暇もあるので、出産を経てまた技術者として戻ってこられたのはとてもありがたかったなと感じています。
Oneday Schedule1日のスケジュール
- 8:00
- 出社。全社放送で流れるラジオ体操を行う。メールチェックと、他社や当社製品に関する特許状況を確認する。
- 9:00
- 資料作成や、他社の技術動向などの調査を進める。自社が開発している製品が他社の特許を侵害してないか、といった調査も実施。
- 12:00
- 昼食
- 13:00
- 研究所内や他部署との会議。お互いの状況を共有し、今後の特許化方針などを決めていく。
- 15:00
- メールでの問い合わせ対応や書類作成など、残っている作業を済ませる。
- 16:25
- 仕事のキリがよければ定時退社。作業進捗によって30分~1時間程度残業することもある。
- 17:30
- 帰宅。子供たちと食事をしたり遊んだりして、21時ごろに寝かしつけ。
土日の過ごし方を教えてください
小学生と幼稚園の子供がいるので、公園に行ったりすることは多いですね。もう少し大きくなると親とより友達と遊ぶ時間の方が長くなると思うので、今のうちにいろんなところにいっしょに行けたらいいなと思っています。あとは好きなバンドがいるので、友達と一緒にライブ行ったり、展示会に行ったり、推し活を楽しんでいます。




